2018.11.1照雲山 長福寺
日田市の人気スポット・豆田町の中央に位置する真宗大谷派の寺院で、1584年に宗榮によって開山されました。今ある本堂は1669年に再建されたもので、九州最古の真宗寺院建築。国重要文化財に指定されるとともに日本遺産にも認定されています。また境内には300年以上の樹齢を重ねたケヤキの老木、そしてイチョウやクスの大木、さらにウメ、サクラ、ツツジといった多彩な植物が四季折々の表情を見せ、参拝客の目を楽しませてくれます。
豆田町の上町通に面して建つ山門には、堂々として風格がある軒のほか、随所に施されたキク、ボタン、波に鳥などの浮彫り、さらに獅子にボタンやバクなどの木鼻など、見どころが多くあります。
1777年に再建された鐘楼は山門の北隣にあり、石を5段積み重ねた基壇の上に建っています。1644年に作られた大鐘が戦争で供出されたため、現在あるのは1949年に新たに作り直したものです。
本堂の北側に建つ、1685年に納入された一切経(黄檗版大蔵経)を納める経蔵。外部は軒先まで漆喰で塗り固められた大壁で、屋根頂部には瓦製の露盤・宝珠を載せています。
照雲山 長福寺
【住所】 | 大分県日田市豆田町5-13 |
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【TEL】 | 0973-22-3036 |
【URL】 | |
【ホテルからの距離】 | 車で約10分 |
※通常、本堂内は公開していません。参拝希望の場合は事前に要申し込み。 |