※人数は1部屋あたりの大人人数です。
大自然をすぐそばに感じる日田の街。恵まれた環境だからこそ生まれる名品は旅心をくすぐります。また、九州の小京都として繁栄した時代の面影を感じる行事にも注目を。他にはない体験が待っています。
Meal on the Houseboat
屋形船での楽しみの一つでもあるお食事もご用意しております。
情緒ある風景、普段体験できない屋形船での宴は、一段とお酒もお料理も美味しく感じることでしょう。
プラン開催期間: 5月20日〜10月31日
※その他の期間は貸切利用のみ
屋形船でご夕食プランでのご利用 | |
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鵜飼観覧可能期間 | 5月20日~10月31日 |
お電話(☎0973-23-2191)、メールのみにて予約可能です。料理素材の関係上、屋形船に積むことができるお料理プランは基本会席と特選会席となっております。 ≪最少催行人員:大人4名様~≫※人数に満たない場合は、前日までにご連絡させていただきます。 ※船の定員や船の数に限りがあり、上限に達しましたらご予約ができません。 ※悪天候の場合は中止させていただく場合がございます。 |
The History of the Houseboat and Ukai
独特な雰囲気を醸し出す、妖艶な屋形船。この日本ならではの粋な文化はいつ、どこで始まったのでしょうか。
時代は遡り、平安時代。日本最古の歌集「万葉集」でも詠われている「舟遊び」が屋形船のはじまりです。
大きな河川に浮かべた船の上。貴人たちが桜や紅葉を愛で、和歌を詠み、楽器を奏で、宴をするなど、優雅に過ごす場であったと言われています。
名前の由来は諸説あります。
その一説として、昔、身分ある貴族は寝殿造りの屋敷に住んでいたことから「お館様」と呼ばれていました。そのお館様が乗る船から言葉が転じ、「屋形船」と呼ばれるようになったそうです。
最盛期は、江戸時代。
水上交通が発達していた江戸は、河川の整備が進んでいたため、屋形船文化が花開くこととなりました。
大名や裕福な商人に限らず、庶民までもが興じるようになったのです。
江戸時代初期の頃は豪華絢爛な船がありましたが、大きな船を作ることに対して規制がかけられてしまい、江戸時代後半に衰退してしまいます。
追い打ちをかけるように、第二次世界大戦で河川や海の汚染もあり、徐々に姿を消すこととなりました。
そんな粋な文化が復活したのが、バブル景気の頃。
水質が改善されたことや、派手なエンターテインメントが流行っていたことがきっかけでした。
そこから屋形船は「風流な水上の遊び」として日本全国で親しまれるようになったという歴史があります。
三隈川での鵜飼のはじまりは、日田を統治した、豊臣秀吉の家臣が岐阜から鵜匠を連れてはじめたと伝えられています。
清流に恵まれた「水の郷」と呼ばれる日田の豊富な水と広い川幅を利用して、多くのお客様を楽しませてきました。
そんな三隈川の鵜飼は、400年の歴史をもっており、大分県重要無形文化財の指定を受けています。今現在も夏の風物詩として続いています。
天領(中央政府の直轄地)時代の究極の贅沢と言われた優雅な遊びのひとつですが、全国でも数少ない場所でしか行われていません。
Sightseeing
サッポロビール九州日田工場敷地内にある、進撃の巨人のミュージアムです。
イオンタウン日田が、元氣の駅に隣接して大分県初の独立路面店で県内最大級の広さの無印良品と、スターバックス日田店など13店舗を展開。亀山亭ホテルより河原を歩くと徒歩13分程度です。
商店街のある豆田町は、古い街並みや土塀が残る国の重要伝統的建造物群保存地区です。商店街には古い商家や蔵屋敷が並び、風情たっぷり。散策するだけでも十分に楽しめます。
多種多様かつ膨大な数の展示物を誇るウイスキーのミュージアム。特に2014~2015年に人気を博した連続テレビ小説「マッサン」関連のアイテムも豊富にあるので、ぜひ注目を!
プロジェクションマッピングで案内されるヱビスツアーや製造工程の見学が楽しめます。また、ビアレストランで工場できたてのおいしいビールと料理に舌鼓を!
裏見の滝という別名を持つように、滝の裏側にも遊歩道があり、そこから見学することができる珍しい滝です。そして、時計回りに1周すると幸運に恵まれると言われています。
Event
■開催日 : 2/15~3/31
日田に春の訪れを告げる毎年恒例の祭り。豆田町・隈町の旧家に伝わるひな人形を一挙に公開します。またパレードやマラソンなど関連イベントも多彩で、楽しみどころ満載です。
■開催日 : 5/20以降最初の土・日曜
筑後川水系の鮎漁解禁と鵜飼いシーズンの幕開けに合わせて行われる、水郷・日田の初夏の風物詩。花火大会も行われ、毎年20万人を超える多くの観光客で大いににぎわいます。
■開催日 : 7/20以降最初の土・日曜
疫病や風水害を払い安泰を祈るこの祭りは、約300年の歴史を誇ります。祇園囃子の音色と共に街を進む山鉾は実に絢爛豪華。夜には提灯を付けた優雅な晩山の巡行が行われます。
■開催日 : 11月の第2土・日曜
日中は江戸時代を再現する大名行列が見物の日田天領まつりで盛り上がり、夜は竹灯ろうの優しい光に包まれるロマンチックな千年あかりを堪能する、お楽しみ満載の2日間です。