２月１５日
鵜飼の伝承に向けた鵜匠、日田市観光協会、
漁協や、市や県、国土交通省などを含めた意見交換会が、
隈町の黎明館でございました。

岐阜市立女子短期大学の先生の話で、
鵜は聖鳥として、弥生時代の鵜を抱く人骨が出てきたりしており、
安産祈願の霊力などがあるとされている鳥で、
日本を建国した神武天皇の父は、
鵜葺草葺不合命（うがやふきあえずのみこと）であったそうで、
神聖なものを感じさせられました。

岐阜県長良川鵜匠（宮内庁式部職）山下純司 鵜匠代表の
山下純司さんの話がありました。話によれば、
「鵜をみれば、人間の社会の縮図がみれる。よぼよぼのもんも
いれば、わけーのものおる。鵜で人間社会をどうすればよいか
なども見えてくると」おっしゃっておりました。

また、山下鵜匠は、『鵜の庵 鵜』というお食事処もつくっており、
パノラマ、鵜匠の衣裳、鵜舟等の用具、鵜小屋の様子などを身近に
みれて、鮎尽くしも堪能できるようです。

鵜の庵 鵜
岐阜県長良川鵜飼94-10 TEL(058)232-2839 FAX(058)233-5503
営業時間 午前１０時～午後４時
定休日 第2・4日曜日、第1・3・5月曜日 12月31日～1月4日

また、長良川の鵜飼はパンフレットも充実していており、
日田にもこんなパンフレットが一つでもあれば
いいのにな～とつくづく思いました。