わらび座のミュージカル アトムのがパトリア日田の大ホールでございます。皆様是非、お越し下さい。

あのミュージカル「火の鳥 鳳凰編」に続き、わらび座×手塚治虫作品第２弾！！
僕たちは愛から生まれたと、信じたい
わらび座ミュージカル アトム

原案／手塚治虫
脚本・演出／横内謙介
音楽／甲斐正人 振付／ラッキィ池田・彩木エリ
監修／手塚眞
協賛／手塚プロダクション
角川エンタテイメント

平成２３年２月９日［水］
開場１８：００ 開演１８：３０
日田市民文化会館 パトリア日田 大ホール（やまびこ）
チケット［Ｓ席］２５００円（２０００円）
［Ａ席］２０００円［１５００円］［Ｂ席］１５００円（１０００円）
［車椅子席］２０００円（１０００円）
※（ ）内は高校生以下料金です。
※当日券は各５００円増しとなります。
※車椅子利用者、身体障害者手帳第１種、療育手帳A級、精神保健福祉手帳１級所持者で介助が必要な方の介助者は無料です。
※３歳以上のお子様は高校生以下料金となります。

前売券販売開始日
◆○友の会会員 平成２２年１２月１３日（月）９：００～
○一般会員 平成２２年１２月１７日（金）９：００～
チケット販売所
◆パトリア日田／日田市各振興局／日田市各振興センター
全国のローソンLoppi(ロッピー)Ｌコード85596
◎主催 日田市
◎助成 財団法人 地域創造
◎お問い合わせ 日田市地域振興部文化振興課（パトリア日田内）
ＴＥＬ０９７３－２５－５０００
〒８７７－００１６大分県日田市三本松１丁目８－１１

あらすじ
２０ＸＸ年、十万馬力のロボット「アトム」の時代は終わり、さらに進化したヒト型ロボットが、パワーを大きく制限され、人間への絶対的な服従を強いられている時代。

路地裏の倉庫では、ロボットだけの秘密パーティーが開かれていた。
元科学者・神楽坂町子の屋敷で働くトキオと、親友のアズリが創った歌は、自由を持たないロボットたちに生きる喜びを生んでいた。
そこに人間の若者たちが紛れ込んでくる。工場で働くタケとエミ、親に未来を決めつけられて苦しむマリア。
「私たちだってロボット！」
人間とロボットの叫びは心を結びつける。
やがてマリアとアズリに愛が芽生える。
しかし、それを許さない人間の力と暴力によって、アズリは殺される。

復讐叫ぶロボット達に、元科学者のスーラが「殺人兵器として十万馬力のアトムを甦らせるのだよ」と煽る。
アトムを密かに預かっていた神楽坂町子は、「暴力で何かを解決した事があったか」と、トキオを諭す。
そして、トキオに隠された秘密が明かされる。

アトムは甦るか、トキオの決断は・・・。

★アトムについて
すでにアトムの誕生日（2003年4月7日）も通り越した今、『鉄腕アトム』を、未来を描くSFファンタジーではなく、人々の記憶に深く刻まれた神話のように描いてみたいと考えています。
テーマは、人間ならざる者から人間たちに宛てて捧げられる、切なく哀しい「 I LOVE YOU！」のメッセージです。手塚治虫がアトムを描いた時、すでに人間は危うい存在でした。地球を破壊し、互いに殺し合う、醜い存在。
そんな人間たちに救いの手を差し伸べるべく現れたのが、十万馬力の心優しい科学の子・アトムでした。
もはや神からも見捨てられた人間たちをもう一度信じ「君たちは素晴らしい」、「人間が大好きだ」と言ってくれる、小さな友人。そしてその言葉通り、愚かな人間たちのために、命さえ投げ出してくれる最後の天使。
人間への愛のために、我が身を危険に晒して人間の悪と闘う、機械＝アトムの自己犠牲の姿は、まさに神話的英雄の行為であると思うのです。時代の状況は、手塚治虫がアトムを生んだ時よりも悪くなっています。ますます人間の危機は迫っている。こんな時だからこそ、孤独な人間たちに対して誰かが、「
I LOVE
YOU！」と叫んでくれる物語が必要だろう、と考えます。たとえ今、我々人類が、比類希なるアトムの美しい魂から愛される価値のないものだとしても。そんな人間たちが、せめて自分たちの寂しさに気付くためにも。
脚本・演出 横内謙介

●わらび座とは
わらび座は民族伝統をベースに、多彩な表現で現代の心を描き、日本のオリジナルミュージカルを上映する団体です。１９５１年２月創立。
現在、７つの公演・グループで年間約１２００回の公演を全国で行っています。その他にも、民族舞踊・太鼓・演劇・健康体操など、様々なワークショップも行っています。
また、劇団の本拠地・秋田県仙北市に、複合文化エリア「たざわご芸術村」を展開。ホテルや温泉の他、中核となる「わらび劇場」では、０９年度よりパートリー・システムを導入。シーズンを通して、オリジナル・ミュージカルを複数上演します。

◆劇団わらび座・主な受賞歴
２００１年
東京芸術劇場「ミュージカル月間」選定公演にて「菜の花の沖」が「優秀賞」受賞
２００２年
東京芸術劇場「ミュージカル月間」選定公演にてミュージカル「アテルイ」タキナ役丸山有子が「小田島雄志賞」受賞
２００５年
月刊ミュージカル「年間ベストテン２００４」でミュージカル「アテルイ」ベスト１０位
２００８年
ミュージカル「火の鳥 鳳凰編」が文化庁芸術祭参加作品となる
２００９年
月間ミュージカル「年間ベストテン２００８」でミュージカル「火の鳥 鳳凰編」ベスト１５位

脚本・演出／横内謙介（よこうち けんすけ）
劇作家・演出家・扉座主宰。劇団公演のみならずトニセン〈V6〉の舞台や、スーパー歌舞伎等、外部に幅広く作品を提供。また、国民文化祭ふくおかオープニングフェスティバル『人生号』構成・演出、愛・地球博『地球タイヘン大講演会』脚本・演出、’06年フジテレビ系ドラマ『ダンドリ。』脚本等、演劇以外にも活動の場を広げている。’92年、『愚者には見えないラ・マンチャの王様の裸』で、岸田國士戯曲賞。’99年には『新・三国志』（スーパー歌舞伎）で大谷賞を史上最年少で受賞。

作曲／甲斐正人（かい まさと）
東京藝術大学作曲科卒業。現在、日本の演劇界における劇場音楽の第一人者として活躍中。映画「蒲田行進曲」で日本アカデミー賞最優秀音楽賞受賞。映画「虹の橋」で日本アカデミー賞優秀音楽賞及び、おおさか映画祭最優秀音楽賞受賞。ミュージカル「出島」の作曲、ミュージカル「エリザベート」の音楽監督で、01年読売演劇大賞最優秀スタッフ賞受賞。近年の作品にミュージカル「The
Musical AIDA」宝塚「Mydear New
Orleans」、芝居に「眉山」「黒革の手帳」。わらび座作品では、ミュージカル「アテルイ」「銀河鉄道の夜」「火の鳥」など。

〒014-1192 秋田県仙北市田沢湖卒田字早稲田430
TEL 0187-44-3316 FAX 0187-44-3318
http://www.warabi.jp/atom/special/

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