2018.3.15原次郎左衛門味噌醤油蔵
福岡県の筑後吉井の庄屋だった原家が、同じ筑後川沿いの日田に移り製菓業を営んだのが始まり。以来約120年、地元の人々に親しまれる醤油、味噌、ラムネを作り続けています。
そして、その醤油は福岡県内のうどんやそばの店で広く愛用され、百貨店でも販売されています。
また、工場見学や雛人形の展示もあり観光スポットとしても人気。
さらに水郷日田の特産品である鮎にちなんだオリジナル商品「鮎魚醤」は日田みやげとしても最適です。
国内外の有名イタリアンレストランなどでも重宝されている、独特の香りとうま味を家庭で楽しむことができます。
工場見学
醤油、味噌、もろみの香りが漂う工場の様子を見学できます。
麦や大豆を蒸気で煮る圧力釜、麦麹を作る室(むろ)、醤油を絞る機械、ラムネの製造工程などを、担当者による説明を聞きながら観覧。
所要時間は約15分です。事前予約がおすすめですが、予約なしでも見学OKです。
虹色ラムネ
カランカランと瓶の中でビー玉が転がる音がノスタルジックなラムネを、1899年の創業時から製造。
メロン、アップル、グレープなど9種類の味があり、いずれも天然由来の色素と香料を使用しています。
「虹色ラムネ」の品名は、時間が経つと虹のようにじわじわと色が薄れていくことに由来。蔵でプシュッと栓を開けて飲むことができます。
また、海外の古いラムネ瓶のコレクションの展示もあるのでお見逃しなく。
九州郷土玩具館
母屋2階には九州郷土玩具館があり、代々の当主が集めた郷土玩具や、大大名や上流公家の家にのみ伝えられたという次郎左衛門雛などを展示。
御雛祭りシーズンには、100~110年前の大正初期に作られた「二代目永徳斎の雛壇飾り」や1935年頃に作られた「稚児雛」も見ることができます。雛人形以外は無料で見学可能です。
原次郎左衛門味噌醤油蔵
【住所】 | 日田市中本町5-4 |
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【TEL】 | 0973-23-4145 |
【ホテルからの距離】 | 徒歩で約5分 |